

M&Aをめぐる環境は、「再生のためのM&A」から「成長のためのM&A」、さらに「グローバルM&A」へと大きく変わってきています。しかし、その中で変わらないのは、日本企業が書い手となるM&A取引では「高値づかみにより失敗が多い」という現実です。
本書では、M&A取引において、このような失敗をしないためには、どこに注意すればよいのか、そのポイントをわかりやすく解説しています。

2006年11月に刊行された「M&Aを成功に導くビジネス・デューデリジェンスの実務」の改訂版が発売されました。本書は、M&A実務に携わる実務者向けに執筆され、今回の改訂では、この4年間のM&A業界の動向および読者の方々から寄せられた意見や要望を踏まえ改定されました。

本書は、プライシングにフォーカスした初めてのM&A取引の実務書として、「これ以上の価格(プライス)で買うことが適切ではない上限価格」の分析について解説することを目的としています。
さらに、会計は理解しているもののバリュエーションやファイナンスになじみがない読者のために補講としてファイナンスの視点から見た財務諸表の読み取り方を解説するなど、読者の関心領域や知識レベルに応じて読むべきページが選択しやすいように構成されているのも本書の特徴です。

本書は、買い手の企業の立場に立ってビジネスデューデリジェンスについて解説したものです。現在の「価値を生むしくみ」が、今後どのように変化するか、それが事業計画にどのように反映されるか、買い手が新たな経営者として入ることにより、事業がどのように改善するか、テコ入れ投資によるバリューアップの有無、事業統合によるシナジー効果の大きさの調査など、ビジネスデューデリジェンスの具体的な方法を解説しています。

アビームM&Aコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岡 俊子)は、1996年から2005年に実施された、日本のM&A案件の投資先となった上場企業を対象に、M&A実施後の企業価値推移を定量的に分析したレポート「M&Aによる企業価値の創造」を発表しました。